Animation Cel “驚”

【書道家　森 游真】　アートワーク作品


セルアニメ製作において使用されていた
“セル画”をイメージして作り出された作品。
『文字のセル画』

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◆セル画とは？
当時パラパラ漫画のように制作されていたアナログ時代のセルアニメーションにおいて膨大に発生する「セル画」は、企業にとっての中間成果物であり産業廃棄物でした。
しかし一枚一枚手描きであるゆえ全く同じものは存在しないことからファンにとっては貴重なグッズであり、アニメ製作が完全にデジタル化へと移行した現在では希少価値の高い美術品としても評価されています。
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「文字は人なり」「字は体を表す」「書は心画なり」
などのことわざが存在するように、言葉の意味や書きぶりから“文字”には多くの内面性が秘められています。
一方コミカルでポップ・表情豊かに表現されることの多かった80〜90年代の印象的なアニメーションの要素と掛け合わせ、そこにあえてストレートな「感情」を漢字一文字でピックアップ。
それぞれのカラーパターンも当時のアニメのワンシーンよりサンプリングしました。

そして本来のセル画制作の工程
【　元になる絵を書く → 線のみをトレース(主線、影線、ハイライト線などの色分け)し、影・ハイライト・ブラック部分を塗り分ける → 出来上がった線画をセルに転写 → 裏面に絵具で彩色　】
を［絵］から［文字］へと置き換え、再現。
半紙に筆と墨で書いた文字を元に、アクリル板の裏側へ直接書き込み・着色しています。

仮想化の進む2024年と、元祖仮想世界であるアニメーション。
これらの中にさまざまな共通点を見出し、そっと寄りそってくれる新シリーズです。


◆使用素材: アクリル板 / セル絵具
◆額縁寸法: H250×W250×D210mm
◇額装済み作品
◇木製額縁 (オリジナル塗装)
［付属品］白箱 / 吊り金具 / 紐

※自然光で撮影しています。光の加減やモニターの種類、明るさによって多少色味が異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。

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【アーティストプロフィール】
森 游真 (もり ゆうしん / Youshin Mori)
日本の女性書道家 / アーティスト / Japanese calligrapher
様々な手法を取り入れた個人作品制作のほか、KIDILLやJUVENILE HALL ROLLCALLなどアパレルブランドへのグラフィック提供、他ジャンルのアーティストとのコラボレーションなど精力的に活動の幅を広げている。

Instagram / Twitter：@morinoshin_
http://youshinmori.jp/